持っていくと喜ばれるお供え物
2017.05.24

お参り【お供えものは、分けて美味しくいただくことで供養になる】
お墓参りのお供え物は、故人様やご先祖様のお供え物ですが、そのあとは家族で分けて持って帰るのが慣例です。
「供養」という字は「供えたもの」を「養う」と書きますから、お供え物は家族みんなで分けて、美味しくいただくことで、供養となるのです。
【原則、お供え物は持って帰る】
よくあるのは、故人様が大好きだったものをお墓に供えたまま持って帰る方。これはいくつか問題があり、霊園側が、お供え物は持ち帰るよう促しています。
ひとつにはお供え物が痛んでしまうこと。周囲に異臭を放つだけでなく、痛んでしまったお供え物がお墓を汚してしまいます。
次に、カラスなどの動物が墓地を荒らしてしまいます。
最後には、浮浪者の方がお供え物を目当てに墓地内を徘徊してしまいます。
以上の理由から、お供え物はお墓参りが済んだら、みんなで分けて持ち帰りましょう。
【なにより大事なのは故人様の好物】
とはいえ、なによりまず考えるべきは、故人様が好物だったものです。甘いものが好きだった、お酒が好きだった、というのであればそれらをお供えするのがいいでしょう。
【みんなで分けられる果物や菓子折りが望ましい】
その上で、あとのことを考えると、みんなで分けることができるものがいいでしょう。菓子折りであれば、箱を開けて中身をみんなで分けることができますし、果物でもいいでしょう。その上で日持ちをするのがいいかもしれません。
【お酒を石塔にかけるのは厳禁】
お酒が好きだったということで、ビールや日本酒などを供える方がいます。これはもちろん問題ありませんが、お酒を石塔にかけるのは絶対にやめましょう。石の劣化につながります。また、ジュースなどの糖分の含まれたものもシミの原因になります。あくまで供えるだけで、あとは持って帰りましょう。
【肉や魚も控える】
仏事では原則殺生を避ける考えをします。肉や魚などのお供えも極力控えた方がいいでしょう。
【ローソクでできた、『故人の好物』シリーズ】
最近流行しているのが、蝋細工で作られたビールやワンカップや果物など。『故人の好物』シリーズというものが市販されています。あくまで灯芯があって、ローソクとして灯すことができるのですが、作りがとても精巧にできていて、大人気商品です。くだものやお菓子など、やがて痛んでしまうものを供えるのは避けたいという方が購入されているようです。

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