色々ある墓石の種類
2017.05.24

掃除お墓に使用する墓石の種類は国内産出のものから海外産出のものまで含めると100も200もあると言われています。選ぶ墓石によって値段も大きく変わると言われています。ここでは墓石の種類について触れてみたいと思います。
【昔は国内の石しかなかった】
よく考えて頂くと分かると思うのですが、日本人が自分たちの家族や血族を埋葬した墓標として、わざわざ海の向こうの外国から石を調達するでしょうか。
石はとても堅牢で重厚で、持ち運びすら困難なものです。
昔の人たちは自分たちの地域で採れる石を、墓石に使用してきたのです。
外国の石が輸入されるようになったのは戦後になってからの話です。物流が向上したために、世界中の石を墓石にできるようになったのです。
またそれはなにを意味しているかというと、外国産の石材のお墓はせいぜいまだ4~50年しか経っていないということです。100年後、200年後にどうなるかは、誰にもわからないというのが現実です。
【安く抑えるなら外国産】
もしもお墓を安く抑えたいなら、外国産を選ぶべきでしょう。外国産は主に、中国、インド、韓国、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどが産出地です。ただ、よく出る石の中ではインド産の黒系の石は、高値がついています。
【国内産出の石材が高い理由】
国内産出の石材が高い理由は、一番には人件費です。
外国産の石は、世界中のどの石もいったん中国の工場に集められ、加工し、そして日本に向けて出荷するというのが一般的なルートです。「世界中の石」と言ったものの、その出荷量のほとんどは中国です。2012年度の資料(『お墓の教科書』日本石材産業協会)ですが石材輸入数量の第一位が中国からで922,695トン。第二位のインドが18,727トンですから、外国産=中国と言ってしまってもいい状況があります。
人件費のコストは圧倒的に安価だったのですが、昨今の中国の経済成長にあわせて、中国国内の労働賃金も全体的に底上げされ、外国製品も価格が急騰しています。
それでもやはり国内産出の石材の方が、未だに高い傾向にあります。
【国産と外国産、どっちがいいの?】
どちらで建てても、亡くなった人を埋葬し、きちんと手を合わすことができればお墓です。どちらでもよいでしょう。
経年劣化だって、国産でも外国産でもどちらでもありえます。雨風に曝していると劣化するのは仕方がないことです。
だからこそ、高いお墓、安いお墓、どちらを購入しても長持ちしているのは、よくお墓参りされているお墓です。
細かい手入れがなされているほど、お墓は長持ちするものなのです。お墓の掃除は、石材にも、ご先祖様にも、いいもなのですね。

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